初心者でもAndroidアプリ開発を1から学習できる1日集中入門セミナー。

2.アプリケーション公開の準備

2.1.アプリケーションIDの変更

アプリケーションIDを変更します。

Google Playにアプリケーションを公開する際、アプリケーションを区別するために必ずオリジナルのアプリケーションIDを設定しなければなりません。

デフォルトはパッケージ名(プロジェクト作成時に設定したCompany Name(ドメイン名)を逆にした文字列)が適応されています。

アプリケーションIDはご自身のお持ちのホームページのURLやドメイン名がオリジナルの文字列になっているので、そちらを使用すれば確実であると思いますが、もしお持ちでない場合は「パッケージ名の登録」の手順を参考に、パッケージ名を取得してからアプリケーションIDの設定をおこなってください。

アプリケーションIDの変更は以下の手順を参考におこなってください。

1.設定画面の表示

プロジェクト構成画面にある「app」を右クリック>「Open Module Setting」をクリックします。

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2.IDの変更

上部にある「Flavors」タブを選択し、「Application Id」に設定したいアプリケーションIDを入力し、「OK(O)」をクリックします。

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以上でアプリケーションIDの変更は完了です。

2.2.アイコンの設定

アイコンとはアプリケーションの機能や内容を1つの小さい絵などで表したものです。アプリケーションにはそれぞれ1つずつアイコンが振り分けられています。

Android Studioでプロジェクトを作成した時、アイコン画像は既定でドロイド君の画像になっています。

ここでは、アイコンの設定方法について解説します。

1.Assert Studioの表示

プロジェクト構成画面にある「res」フォルダを右クリック>「新規」>「Image Asset」をクリックします。

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以下の画面が新しいウインドウで表示されます。

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2.アイコンの変更

Image file」プロジェクトに画像にしたいファイルのパスを設定します。

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」ボタンをクリックすると、「パスの選択」ウインドウが表示され、ここからアイコンにしたい画像を選択することができます。選択したら「OK(O)」をクリックします。

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選択すると、画面右のPreviewが選択した画像に変化します。問題なければ、「次へ(N)」をクリックします。

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次の画面が表示されます。ここはそのまま「終了(F)」をクリックします。

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設定したアイコンは自動的に「app」>「res」>「ic_launchar.png」フォルダ内に保存されます。

また、アイコン5つのpngファイルが新しく生成され、それぞれ「48×48(mdpi)」、「72×72(hdpi)」、「96×96(xhdpi)」、「144×144(xxhdpi)」、「192×192(xxxhdpi)」の大きさになっています。

以上で、アイコンの設定は完了です。

2.3.デジタル署名付アプリケーション(apkファイル)の作成

最後に、デジタル署名付アプリケーション(apkファイル)の作成をおこないます。

作成したアプリケーションをGoogle Playにリリースするためには、公開したいアプリケーションに証明書を付ける必要があります。

署名には主に作成者の名前や会社名などの個人情報が必要になります。署名をおこなわないとGoogle Playへアプリケーションの配信をすることができません。

ここでは、署名の方法およびAPKファイルの作成方法について解説します。

1.Generate Signed APK画面の表示

Android Studioのメニューから「ビルド(B)」>「Generate Signed APK…」をクリックします。

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Generate Signed APKという画面が表示されます。

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2.証明書に必要な事項を設定

Create New…」をクリックします。

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New Key Storeというウインドウが新しく表示されます。

この画面から署名として使用する個人情報を入力します。

Key store Pathには発行した証明書を保存する場所を指定します。まず、New Key Storeの画面から以下の「」をクリックします。

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Choose keystore fileの画面が選択されますので、①には保存したい場所(パス)を選択し、②には希望のファイル名を入力します。

①の下の項目から保存したいフォルダを選択すると、自動的にに追加されます。

(ここでは、「C:」>「usr」>「android」>「apk_samples」フォルダを選択しています。)

②については、ここでは「kandaOmikuji」という名前を設定しています。

設定が完了したら、「OK(O)」をクリックします。

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残りの項目については以下の表を参考に、設定をおこなってください。

項目 項目の意味
Password 署名キーのパスワードを設定します。6文字以上を入力してください。大文字、小文字は区別されます。
Confirm 上のPasswordの項目で入力したパスワードを再入力します。
Alias 電子署名の通称名。アプリケーションの名前を入力して下さい。
Password(Key項目) APKファイルのパスワードを設定します。上記で入力したパスワードとは別のものを入力します。
Confirm(Key項目) Key項目のPasswordの項目で入力したパスワードを再入力します。
Validity (years) アプリケーションの使用期限(年)。25以上を指定します。
First and Last Name 作成者名を設定します。
Organizational Unit 作成者の所属する部署名などを設定します。
Organization 作成者の所属する組織名、会社名などを設定します。
City or Locality 都道府県を設定します。
State or Province 市区町村を設定します。
Country Code (XX) 国番号を設定します。日本の場合はJPを入力します。
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New Key Storeの画面の設定が完了したら、「OK(O)」をクリックします。

再びGenerate Signed APKの画面に戻ります。

項目に先ほどの操作で入力した内容が自動的に追加されています。

問題がなければ、「次へ(N)」をクリックして下さい。

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3.APKファイルの保存先を指定

以下の画面が表示されます。APK Destination FolderではAPKファイルの保存先を指定します。

ここでは分かりやすくするために、Key store pathで指定したフォルダと同じフォルダを設定し、残りの項目はそのままの状態で「終了(F)」をクリックします。

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正しくAPKファイルが作成できたら、以下のようなメッセージが表示されます。

ここで、作成したAPKファイルを確認します。「Show in Explorer」をクリックして下さい。

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4.生成されたファイルの確認

クリックすると、上の操作で指定したフォルダが自動的に開かれます。

ここでは、同じフォルダ先を指定したので、APKファイルと署名キーファイルの2つが生成されています。

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作成したapkファイルはGoogle Playにアップロードするために必要なものになります。

また、ここで作成した証明書(jksファイル)はGoogle Playで公開したアプリケーションのアップデート版をリリースするために必要になります。これがないと公開しているアプリケーションの更新ができなくなるので、無くさずに保管して下さい。

以上で、アプリケーション公開の準備は完了です。

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